施設以外の介護の職場
- デイサービス
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デイサービスというのは、利用者に日帰りでサービス(介護)を提供します。居宅サービスという分類になりますが、利用者宅で何かをするのではなく、利用者に施設へ来てもらい、そこで様々なサービス(食事・入浴・排泄・健康管理・レク・催し物など)を提供します。レクや催し物は外部に依頼することもありますが、職員が企画・実施するものも多く、時間外で歌や踊り・寸劇などの練習を強いられることも多いです。人前で歌ったり踊ったり演じたりすることはほぼ避けて通れないので、苦手な人にはキツいかなと思います。ピアノなどの特技がある人は重宝されていました。また、利用者を基本的に送迎するので、普通自動車免許(まずAT限定で大丈夫です)がないとちょっと肩身が狭いかもです。運転するのはロングサイズのバンが多いです。結構せまい住宅地にはいりこんだりするので、こすったぶつけたの事故も絶えません。軽しか運転したことないって人は、慣れるまで大変かもですね。大きい自動車は周りを見やすく、ミラーも見やすいので、慣れさえすれば小さい自動車より運転しやすかったりします。
デイサービスの利用者は特養や老健よりも元気なお年寄りが多いです。トイレなども自分で済ませる方がばかりなので、オムツ交換や、ヘビーな排泄介助は発生しにくいです。
- グループホーム
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5〜9人くらいの利用者が共同生活をしている施設です。分類上は、施設サービスではないですが、まぁ施設です。
ルームシェアのような感じです。認知症であることが入所の基準にあるので、利用者には認知症がありますが、特養や老健に比べると、身体面も含め、軽度な利用者が多いです。設備も見た目も、普通の家に近いです。食事は職員が利用者と一緒に作ったりします。夜勤はまずあります。グループホームに入所している利用者が重度化し、グループホームの設備で対応できなくなり特養へ入所、という流れになることがよくあります。大雑把ですが、特養>老健>グループホーム>デイサービスの順で利用者が重度です。
※障害者を対象としたグループホームもあります。障害者の支援のためのもので、名前は同じですが、介護保険上のグループホームとは別物です。
- 訪問介護
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ホームヘルパーです。利用者宅を訪問し、食事・排泄・入浴などの身体介護や、掃除・洗濯・調理・買物代行などの生活援助サービスを提供します。居宅サービスです。資格が必須です。
自転車や原付で訪問することが多いです。利用者によって時間も提供するサービスの内容も変わります。だいたい1件1時間くらいで、パート(登録ヘルパー)でフルに働く人なら1日6〜7件でしょうか。パートの時給は、仕事内容(身体介護か生活援助か)や利用者の介護度(というか要介護か要支援か)で大幅に変わるところが多いです。常勤で働く場合は、訪問時間以外は事務所で書類仕事や電話対応などをしてます。常勤ヘルパーはそのうちサービス提供責任者にさせられます。サービス提供責任者は常勤ヘルパーの仕事に加え、シフト調整や研修・会議の設定、ケアマネとのやりとりや、各事業者が主に利用者宅に集まって行うサービス担当者会議への参加などをします。登録ヘルパー→常勤ヘルパー→サービス提供責任者となるにつれ、加速度的に仕事が面倒になります。
- その他
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ケアハウス、サービス付高齢者向け住宅(サ高住)などがあります。これらは介護が必要な方向けと、ほぼ自立しているけれど、完全に独立した生活には不安があるような方向けのものがあります。
- 居宅介護支援(ケアマネ)
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ケアマネジャーです。未経験からは資格の関係でいきなりなることは少ないため、このページの趣旨とは違いますが、一応。各種サービスの調整役です。
自宅で暮らす人のケアマネと、施設で暮らす人のケアマネがあります。自宅で暮らす人につくケアマネは主に居宅介護支援事業所に所属し、施設で暮らす人につくケアマネは特養などの施設に所属します。仕事内容は大きな視点で見れば同じかもですが、現場レベルでは相当違います。資格取得のために、結構な時間の研修が必要で、資格の更新にも(主観ですが面倒で大して意味のない)研修が必要です。更新試験にして、落ちた人は研修とかにすればいいのに。